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平成19年度日本水産工学会春季シンポジウム
水産基盤整備におけるリサイクル材の利活用
日  時 : 平成19年5月21日(月) 10:00〜15:40
会  場 (独)水産総合研究センター 水産工学研究所(茨城県神栖市波崎7620-7)
参 加 費 2,000円(学術講演会参加者は無料)
申込方法 当日、会場に直接お越し下さい。
企画趣旨:
 近年、我が国経済社会の持続可能な発展のために、Reduce(リデュース:減量)、 Reuse(リユース:再使用)、 Recycle(リサイクル:再生使用)の3Rを実現し、かつ廃棄物の適正処分や自然循環機能の活用等を図ることにより、天然資源の消費を抑制し、環境負荷が可能な限り低減される循環型社会の形成を図ることが求められている。一方、水産業においても、ホタテ・カキ等の貝殻が年間約50万トン発生しているが、その処分先が少ないことから放置される事例が多く、異臭の発生や景観の悪化、不法投棄等の環境面から問題が生じている。このため、水産基盤整備においても、貝殻等の水産系副産物のリサイクルや、将来的に枯渇が懸念される砂等の天然資材の代替材としてのリサイクル材の検討が進められている。こうした状況を踏まえ、本シンポジウムでは、水産基盤整備において水産系副産物等をリサイクル材として利活用した取り組みについて報告するとともに、循環型社会形成に向けた漁業地域における水産系副産物等のリサイクルの方向性や方策等について討論する。

プログラム:
10:00 〜 10:05 開会挨拶                武田誠一(日本水産工学会会長)
10:05 〜 10:10 企画趣旨説明 坪田幸雄(水産工学研究所)
10:10 〜 10:40 水産基盤整備におけるリサイクル材料の利活用の現状と期待
三上信雄((社)水産土木建設技術センター)
10:40 〜 11:10 水産系副産物(貝殻)の漁場造成事業への活用
鳥井正也(岡山県)
11:10 〜 11:40 ホタテ貝殻のケーソン中詰材への利用について
増田 亨(北海道開発局)
11:40 〜 12:10 魚礁における間伐材の特性と活用事例
伊藤 靖 ((財)漁港漁場漁村技術研究所)
12:10 〜 13:10 (昼食)
13:10 〜 13:40 鉄鋼水砕スラグを利用した漁場造成の可能性
石岡 昇((社)水産土木建設技術センター)
13:40 〜 14:10 バイオマス資源の利用方策 桂川 亮((財)漁港漁場漁村技術研究所)
14:10 〜 14:25 (休憩)
14:25 〜 15:35 総合討論               コンビナー・講演者・水産庁担当官
15:35 〜 15:40 閉会挨拶                   大竹臣哉(企画委員長)

問合先: 〒314-0408茨城県神栖市波崎7620-7
(独)水産総合研究センター 水産工学研究所  明田定満
TEL:0479-44-5934  FAX:0479-44-1875


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