2013/03/07

第10回国際水圏人工生息場会議 (10th CARAH)

10th International Conference on Artificial Reef and Aquatic Habitats (10th CARAH) 

(第10回国際水圏人工生息場会議) 

 

会場 トルコ イズミール市 エーゲ大学

期間 9月23日~27日

 この会議は,海洋,湖沼を含む河川水域を対象に,人工的な生物生息場を造成する研究とそれに用いられる技術の交流の場であり,またそれら情報を広く発信することを目的に開かれるものです。1974年以来,4年に一度開かれています。
 その内容は,研究者が自ら考案した人工魚礁を使って生態的な変化を追跡調査する准生物学的な研究のアプローチや産業廃棄物の魚礁効果についての技術サイドの発表といった,本会に非常になじみの深いものとなっています。
 主催は,決められた組織はなく,開催国でその度に組織されます。その開催国の決定では,前回の開催国が主導権を握り,今回は投票で決められました。
 前回の第9回CARAHでは,わが国から人工海底山脈の開発,人工魚礁がイサキの好漁場になっている様子などが紹介され,高い関心が払われました。これらについてCRCプレスから刊行されたArtificial Reefs in Fisheries Managementに掲載されています。
 わが国のこの分野における技術,研究は世界でトップクラスです。わが国が誇る水産土木技術を世界に発信していきたいと考えておりますので,会員の皆様にはぜひ積極的な参加をご検討ください。


経緯
 1974年テキサスA&M大学で第1回が開催されてから,下記のように行われてきた。
 第1回 1974年 米国テキサス州 テキサスA&M大学
 第2回 1977年 豪州 ブリスベン
 第3回 1983年 米国カリフォルニア州 ニューポートビーチ
 第4回 1987年 米国フロリダ州 マイアミ大学
 第5回 1991年 米国カリフォルニア州 ロングビーチ
 第6回 1995年 日本 東京(ECOSET95) 日本大学会館 (※本会の主催)
 第7回 1999年 イタリア サンリモ市
 第8回 2005年 米国ミシシッピ州 ビロキシ市
 第9回 2009年 ブラジル クリチバ市
      ※第9回の内容 参加国20カ国程度 発表論文数70編程度 総数150名程度
 第10回 2013年 トルコ イズミール市

重要な日程等について
 
要旨募集開始 3月29日
 要旨提出締切 6月15日   Abstract Submission Form
 早期登録 6月15日まで  Registration Form

 刊行予定
 選ばれた論文は,the Journal of Applied Ichthyology あるいは the Ege Journal of Fisheries and Aquatic Sciences の特集号に掲載予定

その他の詳しい情報は会議のホームページをご覧下さい。

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