2015/03/12

平成27年度 日本水産工学会春季シンポジウム「夜間イカ釣り漁業合理化のための議論」


※本シンポジウムは平成27年度学術講演会内で開催されます。
 学術講演会の開催案内も併せてご覧下さい。

題 目:夜間イカ釣り漁業合理化のための議論
後 援:長崎県
コンビーナー:松下 吉樹(長崎大学),田添 伸(長崎県水産部),越智 洋介,山下 秀幸((独)水産総合研究センター),四方 崇文(石川県水産総合センター),稲田 博史(東京海洋大学)
日 時:平成27年5月31日(日) 09:30~16:30
会 場:長崎大学 文教キャンパス講義室(予定)
  http://www.nagasaki-u.ac.jp/ja/access/bunkyo/index.html
参加費:1,000円(学術講演会参加者および学生は無料)
申 込:当日,会場にお越しください。
企画趣旨
 スルメイカ,ケンサキイカ,ヤリイカなどツツイカ目の生物は,世界中の伝統的な漁業の生産量が減少の一途を辿る中で,将来にわたって利用可能な対象種として注目を集めている。これらの種は東アジアの国々では,夜間に集魚灯を利用した釣り漁業により漁獲されることが多い。しかし近年の燃油価格の高止まりが原因で,イカ釣り漁業の経営は厳しく,その持続性が損なわれつつある。多くの灯光利用漁業で,省エネルギーのための発光ダイオード光源の普及・導入が進んでいるが,イカ釣り漁業では十分な漁獲が得られない場合が多く,解決が望まれている。
 本シンポジウムは、イカ釣り漁業の経営改善をめざして,研究者に加えて,漁業者と行政官も議論に参加していただき,特にイカ釣り漁業と他の灯光利用漁業の異なる点を明確にし,この点を踏まえながらイカ類を有効に利用するために解決すべき点を示したい。

プログラム

◇開会
 09:30 開会挨拶

大竹 臣哉(日本水産工学会会長)

 09:35 開催趣旨説明

松下 吉樹(長崎大学大学院水産・環境科学総合研究科)

◇話題提供(10:15~15:55)
 09:45~10:15 イカ釣り漁業の現状と課題

稲田 博史(東京海洋大学)

 10:15~10:45 イカ釣り漁業のエネルギー収支

松下 吉樹(長崎大学)

 10:45~11:15 漁獲過程仮説1

四方 崇文(石川県水産総合セ)

 11:15~11:45 漁獲過程仮説2

高山 剛(水研セ水工研)

 11:45~13:00  休 憩
 13:00~13:30 漁灯配光の把握と最適化

高橋 晃介(水研セ開発セ)

 13:30~14:10 システムとしてのイカ釣り漁業

田丸 修(水研セ水工研)

 14:10~14:30 光源出力抑制の取り組み

未定(長崎県水産部)

 14:30~14:50 イカ釣り漁業者の意見

未定(未定)

◇総合討論(15:00~16:25)

司会進行  山下 秀幸(水研セ開発セ),松下 吉樹(長崎大学)

◇閉会(16:25~16:30)
 閉会挨拶

田添 伸(長崎県水産部水産政策監)

問合先:
 松下 吉樹(長崎大学)
  Tel:095-819-2803
  Fax:095-819-2803
  E-mail:yoshiki@nagasaki-u.ac.jp(※「@」を半角に変更して下さい)

 シンポジウムのプログラム(PDF形式)

カテゴリ:日本水産工学会の行事