2015/12/29

第47回 海洋工学パネル「海洋における気候変動の影響とその対応」

 標記シンポジウムの案内がありましたので,会員の皆様にお知らせ致します。

第47回 海洋工学パネル
「海洋における気候変動の影響とその対応」

日 時:平成28年1月25日(日) 9:30-17:40

場 所:日本大学 理工学部 駿河台校舎1号館 2階中会議室

コンセプト:
 IPCC第五次評価報告書がまとめられ2014年11月には統合報告書が刊行されている.第5次報告書では,気候システムの温暖化には人為的な影響である可能性が極めて高く,1971年から2010年までに地球が吸収した熱の90%以上が海洋に蓄積されていることが報告されている.一方,第5次報告書を受けて,国内でも気候変動に関する様々な取組みが進められつつある.本パネルは気候変動の海洋への影響とその対応について概観することによってその現状に関する理解を深めるとともに,気候変動における海洋の果たす役割とその可能性について議論することを目的とする.

キーワード:気候変動,地球温暖化,IPCC,AR5,異常気象,適応策,CCS

プログラム:

午前の部   司会:日本海洋工学会運営委員 関本 恒浩(日本沿岸域学会)

09:30-09:35 開会挨拶

日本海洋工学会会長 山崎 哲生(資源・素材学会)

09:35-10:15 IPCC WGI AR5の概要(仮題)

筑波大学生命環境系 鬼頭 昭雄 主幹研究員

10:15-10:55 気候変動の海洋への影響 -海水温・海流-(仮題)

東京大学大気海洋研究所気候システム研究系 渡部 雅浩 准教授

10:55-11:35 気候変動の海洋への影響 -台風・波浪-(仮題)

京都大学防災研究所気象・水象災害研究部門 森 信人 准教授

13:35-12:05 午前の部 討論

12:05-13:15 昼食

午後の部-I   司会:日本海洋工学会運営委員 伊藤 一教(土木学会)

13:15-13:35 海洋工学関連会議報告

13:35-14:15 沿岸における適用策の方向性(海岸・港湾)(仮題)

国土交通省港湾局海岸・防災課 山 形創一 広域連携推進官

14:15-14:55 地球温暖化が海洋生態系および社会に及ぼす影響(仮題)

北海道大学大学院地球環境科学研究院 藤井 賢彦 准教授

14:55-15:25 午後の部-I 討論

15:25-15:45 コーヒーブレイク

午後の部-II   司会:日本海洋工学会運営委員 増田 昌敬(石油技術協会)

15:45-16:25 苫小牧CCS実証試験について(仮題)

日本CCS調査株式会社 田中 豊 技術企画部長

16:25-17:05 CCSの可能性(仮題)

東京大学大学院新領域創成科学研究科 佐藤 徹 教授

17:05-17:35 午後の部-II 討論

17:35-17:40 閉会挨拶

日本海洋工学会副会長 鈴木 崇之(土木学会)

17:50-19:30 懇親会   司会:日本海洋工学会運営委員 福島 朋彦(資源・素材学会)

カテゴリ:一般記事