2021/08/16

日本海洋工学会 JAMSTEC中西賞受賞特別講演・第53回海洋工学パネル「海洋マイクロプラスチックはどこへ行く」(9月27日@web)

 

 本学会も協力している日本海洋工学会が主催する標記シンポジウムの案内がありましたので,会員の皆様にお知らせ致します。申し込み方法につきましては下記の開催案内(PDFファイル)をご確認ください。

 

1.JAMSTEC中西賞受賞特別講演

趣旨:JAMSTEC中西賞は,海洋研究開発機構に在職され,海洋工学の発展に寄与された故中西俊之博士ならびにご遺族の意思を受けた基金を設け,2009年より海洋工学研究の連合体である日本海洋工学会が,加盟9学会で優れた論文・功績を残した方々を学会から推薦を受け,授与を行ってきました。本賞は海洋工学技術の進歩を称えるだけでなく,一人でも多くの研究者,技術者を育成し,活躍に導くことにも寄与すると考え制定に至ったものであります。今年度はJAMSTEC中西賞の授与を受けた5つの学会の方々に,その研究成果を関係者に広く発表していただきます。

 

2.第53回 海洋工学パネル
「海洋マイクロプラスチックはどこへ行く~研究の最前線と対応策のカギ~」

趣旨:2015年のドイツ・エルマウサミット以降,国際的に大きな課題と認識されることとなった「海洋プラスチックごみ」について,生体等への影響も懸念されるマイクロプラスチックに関する研究の最近の動向を共有すると共に,現時点からプラスチックごみを削減させるために必要な技術的,社会的取り組みについて考える。

 

日 時:2021年9月27日(月) 9:30-11:30,12:45-17:20

 

場 所:Zoomによるオンライン開催

 

参加費:一般 6,000円,学生 2,000円

※パネル開催後に送付されるテキスト代を含みます。
※上記の参加費お支払いで,JAMSTEC中西賞受賞者特別講演と第53回海洋工学パネルの双方のご聴講が可能です。どちらか一方だけの参加費はありません。

 

テキスト:一般 2,000円, 学生 1,000円 ※テキスト購入のみの場合

 

参加申込・参加費等の支払い方法:開催案内(PDF)をご確認下さい。

 

問い合わせ先:開催案内をご確認下さい。

 

 開催案内(PDF形式)

 

 プログラム(要旨あり)(PDF形式)

 

 

プログラム:

09:30-09:35 開会挨拶 日本海洋工学会会長 小林昭男(日本建築学会)

09:35-09:55 「災害時医療支援浮体の適地選定および規模に関する研究」惠藤浩朗(日本大学理工学部海洋建築工学科)

09:55-10:15 「ウォーターフロント開発・研究の変遷」横内憲久(日本大学名誉教授 工学博士)

10:15-10:35 「Tsunami-induced boundary layer and the importance of a wave friction factor in tsunami models」Nguyen Xuan Tinh and Hitoshi Tanaka(Tohoku University)

10:35-10:50 休憩

10:50-11:10 「漁船漁業の安全性向上に関する研究」木村暢夫(北海道大学大学院水産科学研究院)

11:10-11:30 「ドプラーシフトを応用した鉛直音速分布の測定」小笠原英子(防衛大学校 地球海洋学科)

11:30-12:45 休憩

12:45-13:20 「海洋マイクロプラスチックはどこへ行く~研究の最前線と対応策のカギ~ 趣旨説明」道田 豊(東京大学大気海洋研究所 教授)

13:20-13:55 「海洋マイクロプラスチックの分布実態に関する研究の最前線」山下 麗(東京大学大気海洋研究所 特任研究員)

13:55-14:30 「マイクロプラスチックの生体影響研究の動向」酒井康行(東京大学大学院工学系研究科 教授)

14:30-14:50 休憩

14:50-15:25 「東南アジア(タイ)における海洋プラスチック研究」Dr.Suchana Apple Chavanich(タイ・チュラロンコン大学 教授)

15:25-16:00 「プラスチックのケミカルリサイクル」森川宏平(昭和電工株式会社 代表取締役社長)

16:00-16:35 「プラスチックとの持続可能な関係性構築に向けた道筋」坂野 晶(京都大学大学院地球環境学堂 浅利美鈴研究室)

16:35-17:15 総合討論

17:15-17:20 閉会挨拶 日本海洋工学会副会長 徳山英一(海洋調査技術学会)

 

 

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