2024/09/19

2024年度 日本水産工学会秋季シンポジウム「水産基盤の大規模災害と漁村復興の課題」(11/29 東京海洋大学)

 

 

※11/15 講演者所属修正,ポスター修正版掲載,CPD認定に関する説明更新

 

日本水産工学会会員の皆様

 

 

日本水産工学会
会長 松下 吉樹

 

 

 2024年度 日本水産工学会秋季シンポジウム「水産基盤の大規模災害と漁村復興の課題」を東京海洋大学楽水会館で開催することになりましたので,ご参加下さいますようご案内申しあげます。

 

 

 

題 目:水産基盤の大規模災害と漁村復興の課題

 

日 時:2024年11月29日(金)13:00~17:00

 

場 所:東京海洋大学(品川キャンパス)楽水会館(対面式,定員約120名,事前申し込み制)

 

後 援:水産庁,(公社)全国漁港漁場協会

 

コンビーナー:佐藤 昭人,岡安 章夫,三上 信雄,綿貫 啓

 

参加費:無料

 

シンポジウム講演要旨:当日会場にて配布します。

 

申込方法:
 メール表題を「2024年度日本水産工学会秋季シンポジウム(11月29日)参加申込み」としたうえで,氏名,所属,肩書,連絡先メルアド,会員非会員の別、シンポジウム後の懇親会参加の有無を記載の上で,予めコンビ―ナーの佐藤昭人(akito.sato@fudotetra.co.jp(※@を半角に変更して下さい))まで,メール送付願います(申し込み確認のメール返信をします)。
注)定員を越えた場合は申し込みを締め切らせていただきます。また申し込みの締め切りは,11月22日(金)とします。
注)シンポジウム後,午後5時15分より大学内食堂で会費制(5千円)の懇親会を予定。

 

 

開催趣旨:
 東日本大震災では,特に岩手,宮城,福島の3県の全ての漁港漁場漁村等の水産基盤が甚大な被害を受け,また今年1月に発生した能登半島地震でも,輪島周辺の海底が隆起するなど能登半島の漁港漁村で甚大な被害が生じている。能登半島地震からの復旧復興は始まったばかりであるが,これら東北3県や能登半島の被災地は何れも我が国水産業にとって非常に重要な役割を担う地域であり,生活再建への対応が急がれる中でも,一部岸壁等の供用開始ができるような段階的な水産基盤の復旧復興が進められるなどできるだけ効果的な復旧復興となるように産学官が連携して現場の様々な課題を解決しつつ,水産業の早期回復や漁村の復興に努めている。また,これらの経験や教訓は,人口減少社会における南海トラフ地震始め大規模災害が懸念される全国の自治体の関係者にも共有できるものも多く,今後の水産基盤の防災・減災対策にも生かしていくことも期待される。
 本シンポジウムでは,「水産基盤の大規模災害と漁村復興の課題」と題して,今年発生した能登半島地震での水産関連施設始めとする漁港漁場漁村等水産基盤の被害の状況や復旧の現状と課題を中心に8名の講演者から報告していただくとともに,総合討論ではこれまでの水産基盤の復旧復興の課題や今後の地震・津波対策等の大規模災害に対して備えるべき防災・減災対策について意見交換を行う。

 

プログラム:
13:00~13:05 開会挨拶

松下 吉樹(日本水産工学会 会長)

13:05~13:10 企画趣旨

佐藤 昭人(東京海洋大学 客員教授)

 

13:10~15:50 1. 講演(8講演: 各講演者20分(講演16分,質疑4分))

1) 能登半島地震における水産関係被害の状況と復旧・復興の現状について

藤原 孝浩(石川県農林水産部水産課 課長)

2) 能登半島地震での漁港の被害状況調査手法事例について

小松 英則((一社)水産土木建設技術センター 調査役)

3) 能登半島地震で隆起した漁港の被災状況と対応について

後藤 卓治((一財)漁港漁場漁村総合技術研究所 次長)

4) 能登半島地震の輪島海岸の隆起に伴う藻場資源の変化について

石川 竜子(個人事務所 わじま海藻ラボ)

(5分休憩)

5) 東日本大震災における水産物流通からみる漁業再生の課題

麓 貴光((株)水土舎 代表取締役)

6) 大規模災害からの漁村復興まちづくりの課題

富田 宏((株)漁村計画 代表取締役)

7) 災害に強い水産地域と復興まちづくりについて

朝倉 邦友(水産庁漁港漁場整備部計画・海業政策課 課長補佐)

8) 漁港等の大規模地震津波被害を踏まえて水産基盤の大規模災害と漁村復興の課題を考える

長野 章((株)長野漁港技術事務所 代表)

(5分休憩)

16:00~16:55 2. 総合討論 

座長:岡安 章夫(東京海洋大副学長)

パネリスト:講演者全員

16:55~17:00 閉会挨拶

伊藤 靖(日本水産工学会 企画担当理事)

 

 

リンク 2024年度秋季シンポジウムポスター(PDF形式)

 

 

【CPD認定】
  秋季シンポジウムは土木学会のCPD(継続教育)認定を取得しておりますので,ご参加いただきますと記録証明書の申請が可能となります。
  認定番号 (JSCE24-1395)単位3.7ポイント
  単位取得を希望される方はシンポジウム終了後にレポートをご提出下さい。
  〆切:12月10日(火)
  提出先:jsfe_sympo(at)jsfe.gr.jp (※(at)を@に変更して下さい)
  CPD受講レポート様式(MS-Word形式)

 

 

問合せ先

(株)不動テトラ 顧問 佐藤昭人(東京海洋大学客員教授)

e-mail:akito.sato@fudotetra.co.jp(※@を半角に変更して下さい)

TEL:03-5644-8520

 

 

カテゴリ:会告・ニュースレター-日本水産工学会の行事