2023/09/25

2023年度 日本水産工学会秋季シンポジウム「海業における漁港の増養殖利用の現状と課題の解決に向けて」(12/2 東京海洋大学)

 

 

※11/30 CPD認定に関する説明を更新しました。

 

日本水産工学会会員の皆様

 

 

日本水産工学会
会長 木村 暢夫

 

 

 2023年度 日本水産工学会秋季シンポジウム「海業における漁港の増養殖利用の現状と課題の解決に向けて」を東京海洋大学楽水会館で開催することになりましたので,ご参加下さいますようご案内申しあげます。

 

 

 

題 目:「海業における漁港の増養殖利用の現状と課題の解決に向けて」

 

日 時:2023年12月2日(土)10:00~12:10, 13:20~16:30

 

場 所:東京海洋大学楽水会館(対面式,定員約120名,事前申し込み先着順)

 

後 援:水産庁,(公社)全国漁港漁場協会,(一社)漁港漁場新技術研究会

 

コンビーナー:佐藤昭人(東京海洋大学)

綿貫 啓((株)アルファ水工コンサルタンツ)

東海 正(東京海洋大学)

 

参加費:会員及び非会員とも1,000円(当日会場で現金での支払いとなります。学生は無料。)

 

シンポジウム講演要旨:当日会場にて配布します。

 

申込方法:メール表題を「2023年度秋季シンポジウム参加申込み」としたうえで,氏名,所属,肩書,連絡先メルアド,会員非会員の別を記載の上で,予めコンビ―ナーの佐藤昭人(akito.sato@fudotetra.co.jp(※@を半角に変更して下さい))まで,メール送付願います(申し込み確認のメール返信をします)。
注)定員を越えた場合は申し込みを締め切らせていただきます。また申し込みの締め切りは,会場準備の都合上11月24日(金)とさせて頂きます。なお,席に余裕のある場合は直前での申し込みも受けますので問い合わせ願います。

 

 

開催趣旨:
 沿岸域はさまざまな人間活動の舞台であり,かつては漁業がその中心にあり,漁港が場として存在していた。しかし,漁業者の減少と高齢化,そして地球温暖化や海洋環境の変化に伴う水産資源の減少がある一方,マリンレジャーや洋上風力など海の利用ニーズの高まりから,海や沿岸の利用を巡る競合関係が一部の地域で顕著になっており,環境保全と沿岸域利用・管理が一般国民の関心事ともなっている。こうしたなかで,海や漁村の地域資源の価値や魅力を活用する事業であって,国内外からの多様なニーズに応えることにより,地域のにぎわいや所得と雇用を生み出すことが期待されるものとして「海業」が注目を浴びている。国は水産基本計画でこの海業の活性化を推進しており,そのための技術開発も進められている。近年,漁協や漁港の統廃合や機能集約も進む中,民間活力の導入等の支援もあり,漁港が増養殖の場や漁村の賑わい創出等海業振興の拠点となる取り組みが各地で行われ,沿岸の漁業や養殖業への追い風となることが期待されている。
 本シンポジウムでは,水産基本計画や漁港漁場整備長期計画,法制度の見直し等に伴い期待される海業振興の一つのツールとして,漁港の増養殖利用について議論する。まずその現状を把握し,そして漁港での増養殖利用を進めるための技術的課題や解決策について意見を交換する。

 

プログラム:
10:00−10:05 開会挨拶

木村 暢夫(日本水産工学会 会長)

10:05−10:10 企画趣旨

佐藤 昭人(東京海洋大学 客員教授)

 

【午前の部】

10:10~10:40 海業における漁港の増養殖利用推進施策について

落野 憲人(水産庁 漁港漁場整備部計画課計画官)

10:40~11:10 対馬の尾崎漁港におけるマグロ養殖生産拠点の形成

小島 博憲(対馬市 基盤整備課課長)

11:10~11:50 大規模沖合養殖システムの技術を応用した,増養殖漁場としての漁港の可能性

山内 康司(日鉄エンジニアリング株式会社 養殖システムビジネス部企画営業室長)

11:40~12:10 漁港内でのナマコの増殖について

綿貫 啓((株)アルファ水工コンサルタンツ 東京本社統括参事)

 

【午後の部】

13:20~13:50 漁港を核とした海藻バンクシステムの取組み

伊藤 敏朗(三省水工株式会社 事業部長)

13:50~14:20 漁港における地下海水の取水について

林 浩志((一財)漁港漁場漁村総合技術研究所 第1調査研究部長)

14:20~14:50 鳥取県における井戸海水を利用した陸上養殖の取組み

松田 成史(鳥取県栽培漁業センター 養殖・漁場環境室長)

14:50~15:20 離島漁港の未利用地への陸上養殖施設誘致について

小丸 志磨(広島県 港湾漁港整備課漁港整備グループ主査)

(休憩10分)

 

15:30-16:25 総合討論

座長:東海 正(東京海洋大学)

パネリスト:講演者全員

16:25-16:30 閉会挨拶

綿貫 啓(日本水産工学会 企画担当理事)

 

 

リンク 2023年度秋季シンポジウムポスター(PDF形式)

 

 

【CPD認定】
  秋季シンポジウムは土木学会のCPD(継続教育)認定を取得しておりますので,ご参加いただきますと記録証明書の申請が可能となります。

  認定番号 (JSCE23-1600)単位5ポイント

  単位取得を希望される方はシンポジウム終了後にレポートをご提出下さい。

  〆切:12月9日(土)

  提出先:jsfe2023cpd(at)jsfe.gr.jp (※(at)を@に変更して下さい)

  CPD受講レポート様式(MS-Word形式)

 

 

問合せ先

(株)不動テトラ 顧問 佐藤昭人(東京海洋大学客員教授)

e-mail:akito.sato@fudotetra.co.jp(※@を半角に変更して下さい)

TEL:03-5644-8520 FAX:03-5644-8510

 

 

カテゴリ:会告・ニュースレター-日本水産工学会の行事